アオアシ
あらすじ
愛媛に暮らす中学三年生・青井葦人(あおいアシト)は、ある日、Jリーグのユースチーム監督・福田達也(ふくだたつや)と出会う。
粗削りながら、無限の可能性を秘めたアシトを、福田は自チームのセレクションに誘い!?
日本のサッカーを変えることになる少年の運命は、ここから、急速に回り始める―――!!
ビックコミックスピリッツ《アオアシ》
http://spi-net.jp/weekly/comic049.html
サッカー漫画の新境地!
アオアシの魅力はひとつ、サッカー漫画の新境地に挑戦していることです。
ポイント① クラブユースがモデル
アオアシの舞台はクラブユースです!
高校サッカーの漫画やプロを舞台にした漫画は多いのですが、クラブユースを舞台にしたサッカー漫画はめずらしいですね!
ポイント② 主人公のポジション
アオアシのポジションは最初フォワードなのですが、現代サッカーで一番重要と呼ばれる、あのポジションに転向します!
ターニングポイントとなるポジションのコンバートは6巻の巻末で!
ポイント③ ゲーム視野が重要なキーワード
青井は最初、フォワードなのですがその頃から類稀なる能力を持っています。
それは、ゲームを俯瞰して見られる視野です。
戦術が高度化した現代サッカーにおいて、とても重要となってくるのがこの視野です。
試合の流れを読み、試合の主導権を握るためには必ず必要になってくる能力です。
元バルセロナの元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスや元ミラン・ユヴェントスの元イタリア代表MFアレクサンドロ・ピルロ、元日本代表MF遠藤保仁など、チームにとって、とても重要な役目となります。
10年前はこの視野が必要なのはMFとされてきましたが、昨今の最新戦術ではMFだけでなく、FWやDFにも必要とされるポジションとなってきました。
バルセロナのアルゼンチン代表FWメッシやバイエルンミュンヘンのドイツ代表DFフンメルス、同じくバイエルンの元ドイツ代表DFラームなどが良い例だと思います。
現代サッカーでは、ただうまいだけでは試合に勝つことが難しくなってきています。
その事情を込みにして読むと、より楽しく読むことができます。
まとめ
アオアシはクラブユースを舞台にしたサッカー漫画の新境地!
現代サッカーの良いところが”熱く”読める話題のサッカー漫画!
サッカーを知らない人にもおすすめできる漫画です。